JAVA版(PC版)のマイクラをプレイしている人なら、いろんな要素を追加できるのは知ってますよね。 modやリソースパック、配布ワールド、サーバーを立てて、複数でプレイする、などなど、追加要素は様々で、拡張は本当に広範囲にわたります。これがマイクラの魅力なんだけど、初心者泣かせでもあります。
購入したままのマイクラを「バニラ」って言いますよね。バニラ味は飽きなくていいよね。オーソドックスが一番! でも、たまにはチョコやイチゴ味のもいいよね、ってことでシロップなどをトッピング。これが、拡張とか要素の追加と言われていることなんですよね。
でも、特に初心者だと、ForgeだのOptifineだのダウンロードにインストール、設定って、混乱しません?
私も「何だよ、影modで黄昏の森を見たいだけなのに、こんなにやることあんの?」ってうんざりしましたもん。
なので、まずはPC音痴の私なりに理解した、頭の中の整理整頓。
Forge
modを制御するためのもの。modを入れたときの動き方を、バニラのマイクラに教えてくれる。Forge自体、少々重めなので、バニラでいい人は入れないほうがいいもの。リソースパックや影modだけでいい場合も不要。マイクラのバージョンに合ったものを入れないといけない。
→「マイクラ1.12.2 実は簡単、Forgeの入れ方」で詳しく紹介しています
Optifine・・・事前準備:modを入れる場合はForgeの導入
軽量化mod。マイクラ自体は、バニラの状態なら低スペックのPCで十分楽しめるけど、いろいろ追加すると途端に重くなるから、これが必要。バニラでも、巨大建造物や大きな町を作りこんでいくと、重くなりカクつき始めます。特にリソースパックや影modには、Optifineの導入が必須なものもあるから、よくわからなくても入れとくもの。マイクラのバージョンに合ったものを入れないといけない。細かいビデオ設定が可能になり、より軽くする設定ができる。
→「マイクラ1.12.2オプティファイン簡単な入れ方」で詳しく紹介しています
影mod・・・事前準備:Optifineの導入
「モッド」と表現されているけど、一般的なモッドとは導入の仕方が違う。シェーダーパックの通称らしい。光と影と風と水を、まるで現実のように表現してくれるもの。比較的軽量のものから、超絶美しくなるけど高負荷のものまでいろいろある。低スペックのノートPCでは、導入はまず無理、というくらい重い。Optifineは必須。Forgeは不要。導入時以外、英語力は不要。
リソースパック(テクスチャパック)・・・事前準備:Optifineの導入
ブロックやアイテムの見た目を変えてくれるもの。これも影mod同様、バニラの世界を雰囲気あるものに変えてくれるけど、影modほどではないが重い。事前にOptifineを導入する。見た目を変えるだけでなく、声やBGMが変わることも。Forgeは不要。また、ダウンロードは英語のサイトのことが多いが、導入後は英語力は不要。
→「マイクラリソースパック導入1.12.2!初心者向けに丁寧に説明するよ」で詳しく紹介しています
mod(モッド)・・・事前準備:Forge、Optifineの導入
アドオンとか、プラグイン、改造データっていえばわかる?私はわからなかったけど(笑) バニラアイスのトッピングが「mod」ですという表現もよく聞きます。あれ?じゃあリソースパックとかと同じじゃん。いえいえ、技術的なことは知らないけど、見た目だけが変わるだけではなく、内容がもっと変わる感じです。バニラアイスがチョコパフェになるくらいに。
いわゆる便利modといわれる、便利な地図や一括破壊、チェストの整理など、内容にそんなに影響しないものから、新たなワールドや「工業」「農業」「お金」「魔法」などの概念を追加するもの、新たなボスやキャラクターを追加するものなどなど、変革具合はピンキリです。安全性もピンキリのようですが。海外製のmodは、導入後も多少の英語力が必要な場合があります。
配布ワールド
誰かが作ったワールドをセーブデータとして配布しているもの。素敵な街だったり、RPG風にミッションがあったり、屋敷からの脱出ゲームになってたり、これもいろいろ。見るだけの町などは導入後の英語力は不要。ミニゲームみたいになっているものは説明を読める程度の英語力が必要。
何から始めればいいの?
区別は、わかった。で、何から始めればいいの?
この説明をしてくれているサイトに出会えなくて、私はいきなり最新のForgeを入れ、それからmodを探すという、逆から始めてしまったので、最初にForge を入れた労力が無駄になりました。しかも、リソースパックや配布ワールドなどという選択肢があることすら知りませんでした。
無駄にならないことから始めましょう。
まずはネットサーフィンです。無駄を省くにはリサーチ。基本ですね。リソースパックってどんなものがあるのか、影modは?modは?リサーチは嫌いだけど、これは楽しいですよ。
こんな時役立つのが「マイクラJapan Wiki」です!ここで、どんなトッピングがあるのか見て見ましょう。導入時の注意などもあるので確認するといいですよ。
で、やりたいことが見つかったらそこに向かって手順を踏みます。
①まずはOptifineの導入
何にしろ、トッピングを考え始めてまずやりたいのはOptifineの導入です。何かを加えれば重くなりますからね。「マイクラ1.12.2オプティファイン簡単な入れ方」でPCが苦手な初心者向けに丁寧に紹介しています。 入れたいmodのバージョンがわかっている場合は、そのバージョンのものを入れますが、練習のつもりで最新のバージョンに合わせて入れても無駄にはなりません。バニラでも大型建築をしたり、町を作りこんでいけば重くなりますから、軽量化はいつか必要になります。
②メモリの割り当ての見直し
意外とやってないヒトが多いようですが、低スペックといえど、メモリが4GB以上あるPCを使っているのなら、ぜひマイクラに充てるメモリを増やしてあげてください。最初に設定されているのは1GBですが、PCのシステムがx64で4GBのメモリがあれば、拡張範囲がぐっと広がりますよ。詳しくは「マイクラが重い時の簡単で効果的な対処法-メモリの割り当ての変更」で、初心者でも簡単にできる設定を紹介しています。重くなってから対処してもいいけど、初めからやっておくとストレスなく遊べます。
拡張を考え始めたら、①と②は、すぐにやったほうがいいです。気が変わって、バニラでいいや、と思ったとしても無駄にはなりませんから。
③何か変化が欲しいけど、決められない、または全部やりたい!
簡単なものからやってみることをお勧めします。リソースパックや配布ワールドですね。スキンの変更なんてのも手軽だけど、どうせゲーム中は見えないからどうだろうか~??興味がある方はマイクラの簡単なスキンの変え方、作り方を読んでみて!
・ゲーム性に変化を求めている場合、参考建築を見たい場合は配布ワールド
・村づくりや建築、景色を楽しみたい場合はリソースパック
ただし、ビジネス用ノートPC で、低スペックの古いものをお使いの場合、リソースパックは厳しいかもしれません。その場合、がっかりしてあきらめる前に、まずは①と②を試してください。それでも無理だった場合は配布ワールドで景色を楽しんだり、中規模程度以下のmodを楽しんでみるといいですよ。で、新しいPC購入のために貯金を始めましょう!
まとめ
せっかくマイクラのJAVAバージョンを持っているなら、全部やりつくしたいですよね。でも、つかず離れずで何年も遊べるゲームですから、きちんと調べて一つずつしっかり導入の仕方を覚えながら、ゆっくり行きません? 間違えたりうまくできなくても、最悪Windowsの再インストールくらいじゃないですか~。私のようにたくさん失敗したほうがよく覚えるし。
でも、気を付けてほしいことが二つ。
一つは、拡張っていうのは、販売元のMOJYAGがサポートしているものではなく、あくまで自己責任によって、データを改変するということです。いざというときのために大切なデータのバックアップなどはしておきましょう。自己責任ってやつです。
もう一つ、特に海外のものを導入するときにはよく見ないで広告などクリックしたり、よくわからないファイルを開けたりしないでください。変なものが憑りついて、事後処理が大変になるかもですよ。(経験者は語る、デス)
今はグーグル翻訳などを使えば大意はわかるから、英語に自信のない場合は使ったほうがいいですよ。
気を付けるトコはちゃんと気を付けて、マイクラワールドを存分に楽しみましょうね!!